【象と親子の奇跡の物語】実写版「ダンボ」のあらすじとアニメ映画の「ダンボ」との違い

ディズニー

皆さん、こんにちは

望月です。

今回、ティム・バートン監督で実写化された映画「ダンボ」(以下、「実写版」といいます。)についてお話ししたいと思います!

ちなみに、子どもの頃、アニメ映画の「ダンボ」(以下、「アニメ版」と言います。)を観たことがあるので(うろ覚えですが)、アニメ版の「ダンボ」と比較していきたいと思います。

スポンサードリンク

実写版「ダンボ」のあらすじ

サーカスの出発

1919年、とあるサーカス団が列車に人や動物を乗せ、新しく公演を行う町へ向かっていました。

この「メディチ・ブラザーズ・サーカス」は、かつて人気のサーカス団だったのですが、第一次世界大戦やインフルエンザの流行で経営難になっていました。

そんな中、かつて馬乗りとして馬術ショーでサーカスの看板スターであったホルトが戦争から帰ってきました。

戦争の影響で片腕がない状態で。

そして、サーカスで父親・ホルトの帰りを待っていたミリーとジョーと再会しました。

ホルトは、マックス団長から経営が厳しく、馬を売ってしまったことや、妻であるアニーがインフルエンザで亡くなってしまったことを聞きます。

そんな中、マックス団長はまたサーカスが活気づくように、子どもを身ごもっている象を購入したのです。

彼女はジャンボといいます。

団長は馬がいなくなって馬術ショーができないホルトに飼育係になってくれとお願いします。

やがて、ジャンボは小象を産みます。しかし、小象は他の象より耳が大きかったのです。

ダンボの誕生

小象はジャンボジュニアと名づけられました。

ミリーとジョーはジャンボジュニアのいる小屋に頻繁に会いに行き、交流していきます。

そして、ジャンボジュニアはくしゃみをしたときに、大きな耳を振って上に飛びました。ミリーはそれを見て驚きます。そして、ジョーもくしゃみをして飛び上がるのを目撃します。

ホルトにそれを伝えますが、信じてくれません。

サーカスでジャンボジュニアがお披露目されましたが、耳の大きいジャンボジュニアはお客さんに馬鹿にされます。

奇形な象だと。

一方で、サーカスで象の調教をしている卑屈なルーファスはジャンボジュニアに手荒に扱ってジャンボに水の入ったバケツに落とされたのを恨み、ジャンボにあえてお客にされている自分の子供を見せます。

それを見たジャンボは「うちの子どもをいじめるな」と言わんばかりに大暴れします。

それによって、テントの柱を折ってしまい、調教師のルーファスは折れた柱の下敷きになってしまい死んでしまいます。

その際、ジャンボジュニアははくしゃみし、看板にあたって貼られた文字が外れてダンボとなり、それ以降、ダンボと呼ばれます。

この一連の事故でジャンボは危険な象として小屋に閉じ込められ、他の所に売られてしまいます。

こうして、ダンボはお母さん象のジャンボと別れてしまうことになったのです。

一方で、ダンボは羽を鼻で吸うと、空を飛べることにミリーは気づきます。

それで、空を飛べるようにダンボと一緒に特訓し、次のショーでダンボは高いところから水の入ったバケツに飛び込むという演目でしたが、空を飛んで回避し、お客さんの前で飛んでみせたのです。

これが人気となり、それを聞きつけたある男がダンボをニューヨークでショーをしてもらいたいとマックス団長に頼みます。

彼は、ニューヨークで「ドリームランド」という巨大娯楽施設(テーマパークのような感じ)を経営するヴァンデヴァーという男でした。

ヴァンデヴァーはこの「メディチ・ブラザーズ・サーカス」を雇い、ドリームランドでショーをしてほしいと直談判します。

ネタバレ野郎
ネタバレ野郎

フハハハ!

この映画を観ようとしている奴らにネタバラシして

台無しにさせてやる!ほれ!

チャックマン
チャックマン

出たな、ネタバレ野郎!

くそ……。ネタバレが流出してしまった……。

皆にはすまないが、この先に広告を挟んでおくので

ネタバレを見たくない者はここで引き返してくれ。

 

U-NEXTでは話題の映画・ドラマ・漫画を月額2,189円で観ることができます。
星垣玲
星垣玲
話題の作品がいっぱいあるから、映画やアニメが好きな人と仲良くなれそう!
男の人
男の人

趣味のない俺だったけど、U-NEXTで映画を観始めたら、

いつしか映画鑑賞が趣味になったよ。新しい趣味で始めるには手軽でいいよな。

U-NEXTは最初の登録から31日間は無料で見放題です!無料期間中に解約手続きをすれば料金は発生しません!
吉田悦子
吉田悦子

じゃあ、無料の間に解約したら、料金を払う必要はないのね?

れいまる
れいまる

はい。さようでございます。

 

ニューヨークでのショー

マックス団長はそれを承諾し、全員そろってニューヨークへ渡ります。

ヴァンデヴァーはダンボがただ飛ぶだけでは面白くないとし、人を乗せて飛んでみせてほしいと言い、ドリームランドで空中ブランコをしている看板スターのコレットをあてがいます。

ミリーはやめた方がいいと言いますが、ヴァンデヴァーは聞きません。

そして、練習をするのですが初めは上手くいかず、コレットも本当にできるのかと疑問に思っていましたが、やがて、ダンボと打ち解けます。

ついに、ドリームランドでの初お披露目になり、ヴァンデヴァーは投資家のレミントンを招待し、融資を受けようとします。

ショーをする前は、落ちても大丈夫なよう網が張られていたのですが、ヴァンデヴァーの指示によって直前に網を取られてしまいました。

なので、落ちたら死んでしまいます。

そんな中でコレットとダンボは上にせり上がり、コレットがダンボの鼻の前に羽根をちらつかせますが、ダンボはくしゃみをして羽根をとばしてしまい飛べなくなってしまいます。

コレットが背中から振り落とされてしまいますが、辛うじてホルトがおろしたロープにつかまり最悪な事態は免れます。

ダンボも落下しますが、地上に着く直前に空を飛び始めます。

しかし、コントロールが効かず、ダンボは会場の外に出てしまいます。

ドリームランド内を飛び続けていると、どこかで聞いたことのある声が聞こえたのです。

お母さんの声でした。

お母さん象のジャンボは、同じドリームランド内にある危険な動物を集めた見世物小屋に「破壊神カリ」という名で見世物にされていました。

一方で、ダンボがテントを飛び出してしまったせいで、不確実なショーには金を出せないという理由でヴァンデヴァーは融資を受けられませんでした。

ダンボのショーを成功させるために、子供は親なしで生きられるようにならなければならないという理屈をつけて、ヴァンデヴァーはジャンボを殺そうとします。

それを聞いたホルトはサーカス団の芸人たちと一緒にジャンボを救い、ダンボとともに故郷に帰そうと作戦を立てます。コレットも協力します。

ラスト

また、ダンボとコレットのショーがまた始まります。

その頃、サーカス団の芸人たちはそれぞれの得意技を使って、ジャンボを乗せたトラックを奪います。

コレットとダンボは今度こそ共に宙を舞い、ホルトがコロシウムのテントの外から開けた穴から空に飛び出します。

そして、ドリームランドの管理タワーの最上階に入り、コレットがジャンボのトラックが外に出られるよう出口を開けます。

そして、ダンボが管理装置のレバーをめちゃくちゃに押し、ドリームランドは停電になります。

ヴァンデヴァーが焦って管理タワーに行き、警備員の注意も聞かず装置をいじってドリームランドは大火事になります。

ダンボはジャンボの元に飛びますが、大火事のドリームランドに取り残されたミリーとジョーが心配で一旦戻ります。

ミリーとジョーを救出しようとしますが、羽根が無くなって飛べません。

しかし、ミリーがお母さんの形見を投げ捨て、「あなたも羽根が無くても飛べるわ。」とダンボに言い、ダンボは羽根なしでミリーとジョーを乗せて港まで飛びました。

そして、ジャンボとダンボは船に乗ってサーカスの皆に見送られて旅立ちました。

一方、メディチ・ブラザーズ・サーカスは、新たな場所でサーカスを行うのでした。

ホルトは馬術ショーをまたやるようになり、ジョーも一緒にやります。

ミリーはダンボの映画を作り、上映し、コレットはサーカスの一員になりました。

ダンボはジャンボと一緒に、故郷の森で幸せに暮らしていました。

実写版「ダンボ」とアニメ版「ダンボ」の違い

ダンボの出生

アニメ版のダンボでは、ダンボはコウノトリによって

お母さんのジャンボの元に運ばれてきます。

実写版では、ジャンボのお腹から生まれてきます。

まあ、実写版でコウノトリが小象を運ぶのを再現するのは、

いくらCG使ったとしても無理があるでしょうね。

現実的なダンボの出生でした。

ティモシーが出てこない

アニメ版のダンボではティモシーというネズミが登場し、

ダンボが大きい耳で空を飛べることに気が付き、サーカスで飛ぶんだと提案します。

僕としては、ティモシー可愛いので、出てこないんだ~って少しガッカリ……。

してたんですが、まぁ、これはこれでありなんじゃないかなと思います。

実写版のダンボではティモシーの役目をホルト親子(ホルト、ミリー、ジョー)がやっています。

役目が3人に分散されたからなのか、

3人それぞれに役割があるように見えます。

(もちろん、その役割だけを全うしているわけではありません)

  • ダンボの気持ちに寄り添う→ジョー
  • ダンボが耳で空を飛べることに気づく→ミリー
  • ダンボを自由にさせるため、作戦を立て行動する→ホルト

象は全く喋らない

アニメ版のダンボはダンボとお母さん象のジャンボ以外の他の象は喋ります。

そして、ダンボの耳を馬鹿にしたりしていました。

(変わり者のよその子をけなすママ友のようにね)

実写版ではその象たちも登場していますが喋りません。

まぁ、ライオン・キングやジャングル・ブックのように

動物が主体で台詞なしでは成立しないようなものであれば、動物も喋りますが、

ダンボではティモシー出てこないし、

人間が主体で話が進んでいるので、象は喋る必要はないのでしょう。

結末が違う

アニメ版のダンボでは、

最後に、お母さん象のジャンボに再び会うことができ、

ダンボはサーカス団の看板象として、

一緒に次の公演を行う場所へ行くというものでした。

実写版のダンボでは、ジャンボに再び会うことができたのはアニメ版でも一緒でしたが、

ダンボとジャンボはサーカスじゃなくて、森で暮らしたほうがいいということになり、

森で一緒に暮らすという話になっています。

そして、サーカスではダンボは伝説の象のように扱われています。

(ミリーがダンボの映画を作って皆に見せていますね。)

最後の内容は大きく変わりましたね。

枠にとらわれないダンボにとってはジャンボと一緒に自然に生きることが

理想の生き方なのでしょう。

劇中歌の曲数

アニメ版、実写版共通して「ベイビー・マイン」という歌が歌われています。

この曲は、問題を起こし売られることになってしまった母・ジャンボとダンボが

お別れをするときに流れます。

これは、名曲ですね。これが流れると泣けてしまいます……。

また、アニメ版ではダンボとティモシーが

ふとお酒を飲んでしまい

酔っぱらってピンクの象の幻覚を見たときの歌や、

その次の日の朝、カラスが「象が飛ぶなんて信じられないぜ!」という歌や、

最後にさっきのカラスの歌の大勢歌うバージョンの

「ぞ~うが空を飛ぶ~ あーーーーーーーーーーーー」

などいくつかありますが、実写版では「ベイビーマイン」のみです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました