【ダークなファンタジーが好きな方にオススメ】アニメ映画「コララインとボタンの魔女」のあらすじと感想

アニメ映画(洋画)

どうも、望月です。

今回はアニメ映画「コララインとボタンの魔女」について語ります。

「コララインとボタンの魔女」はニール・ゲイマン作の児童文学が原作のファンタジー映画です。

観た感じ、ファンタジーと言ってもダーク・ファンタジーという感じです。

この映画の監督はヘンリー・セリックという方で、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」の監督さんです。

あいにく、「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」はまだ観たことないのですが(笑)

予告編とかを観たことはあって、ダークな世界観は共通しているなという印象です。

ティム・バートンの映画が好きな方であればコララインも好きだと思います!

それでは、あらすじに参ります。

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アニメ映画「コララインとボタンの魔女」のあらすじ

オープニング

誰かがボタンを生地に縫ったり、糸を縫ったりして人形を作っていきます。

引っ越しと奇妙な住人達

ここで話は変わり、

とある田舎町に、コララインの家族は引っ越しします。

家族はコララインと両親の3人家族です。

コララインは好奇心旺盛で活発な女の子

両親は園芸についてのライターをしていて、仕事人間です。

引っ越したのは、古い屋敷のアパートでした。

引っ越して両親は仕事で忙しく、コララインになかなか構ってくれません。

嫌気がさしたコララインは外に出て散策をします。

このアパートに住んでいる者は個性的な人たちがおり、

半地下に住む元女優のおばあさんたちであったり、ネズミのサーカスを作ろうとしているが上手く行っていないおじさん、大家の孫である卑屈な少年であったり・・・。

さらに、外には、不気味な野良の黒猫がいました。

大家の孫の少年・ワイビーと少し喋ったコララインは何なの、この子・・・。という感じでしたが、

君に似ているからと言って、コララインに似ている人形をワイビーからもらい、

いつも持ち歩いていました。

家の中で見つけた小さな扉

あるとき、家の中を冒険していると、小さな扉が壁紙で覆いかぶさっているのを見つけました。

コララインはママにあの扉を開けてほしいとお願いし、

忙しいママは、嫌々ながらも壁紙を切り、その扉を開けるカギを探して、開けますが

開けたらレンガでした。

コララインはがっかりしました・・・。

扉の向こうの世界

その夜、コララインが眠っているとネズミがベッドの下から出てきて、小さい扉に入っていきます。

コララインはネズミたちについて行くと、見つけたときにレンガだった扉の先は

なんと、道ができていたのです!

その道をたどり、扉を開けると同じような家の中でした。

不思議に思ったコララインは、様子を覗うと両親がいました。

この扉の向こうのパパはコララインに構ってくれて、扉の向こうのママはコララインに優しく美味しい料理を作っていました。

最初は戸惑うコララインでしたが、次第に居心地のいいこの扉の向こうの世界が楽しくなりました。

しかし、気になるのは両親ともに目がボタンになっていることです。

それを思いつつ、この世界のベッドで眠りにつきました。

朝になると、元の世界に戻っていました。

最初は夢かなと思っていました。

でも、外で散策していた時にうるしに被れた手が、向こうの世界でそこに泥を塗ってもらったおかげで治っていたのです。

夢じゃないんだ!とそのとき思いました。

扉の向こうの世界にハマるコラライン

その後、外でワイビーに会い、その小さな扉には入らない方がいいと言われますが、

それに耳を傾けず、何度か扉の向こうにやって楽しいときを過ごします。

アパートの外は扉の向こうのパパが花を植えて素敵な庭になっていたり、近所の人々もコララインに好意的であったり、

扉の向こうのワイビーも言葉を発しませんがコララインに優しく振舞っていました。

あるとき、扉の向こうのママが「ずっとここで暮らさない?」と提案されます。

しかし、それにはあなたの目をボタンに変えなければいけないと言います。

コララインはこれを断固として断りました。

ママは、怒ってコララインを部屋に閉じ込めました。

閉じ込められたコラライン

意気消沈するコララインでしたが、その部屋には3人の幽霊がいました。

彼らの目はボタンになっていました。

彼らから話を聞くと、扉の向こうのママは魔女であり、

彼女は寂しがっている子供をこの世界に誘い、目を奪われ、ボタンに変えさせ命を奪っていました。

命奪われた彼らは、目を奪われて成仏できずこの部屋にいたのです。

コララインは魔女を倒すことに決めました。

そして、3人の幽霊たちから、もし倒すことができたら僕たちの目を見つけて僕たちを成仏させてほしいと頼みます。

コララインは了承しました。

でも、ここから抜け出すにはどうしたらよいか・・・。

すると、扉の向こうのワイビーがコララインを部屋から出します。

彼は、愛想よくするように、魔女から口角を上げるよう縫い付けられていました。

元の世界に・・・。

そして、コララインはこの世界から抜け出して、元の世界に帰ります。

しかし、両親が見当たりません。どこを探しても・・・。

両親は、魔女にさらわれていったのです。

コララインは両親を奪い返すために、また扉の向こうに行くことにします。

そのためにはどうしたらよいかと半地下に住む元女優のおばあさんエイプリルとミリアムに相談します。

彼女たちはこれが役に立つかもしれないといい、穴の開いた石をコララインに渡します。

そして、外にいた野良猫を連れて、扉の向こうに行きます。

ラスト

そこで、コララインは魔女にゲームを提案します。

時間内に両親と3人の幽霊の目を見つけるゲームです。

私が勝ったら両親と3人の幽霊を開放する。

あなたが勝ったら、私の目をあげると。

魔女は、そのゲームにのります。

そして、コララインはエイプリルとミリアムからもらった石を頼りに幽霊たちの目を見つけていきます。

その世界の住民たちに邪魔されつつも、3つの目を見つけることができましたが、両親を見つけられません。

しかし、魔女に石を取り上げられ、コララインは追い詰められます。

この状況でコララインはスノーボールの中で助けを求めている両親を見つけるのです。

コララインは魔女にスノーボールを持っていくのを見られないように、魔女に思いきり猫を投げます。

猫は暴れて、魔女のボタンの目を取ります。

そして、スノーボールと3つの目を元の世界に持っていくため、魔女に追われながらも元の世界に繋がる扉を目指します。

辿り着いて、扉に鍵をかけようとしますが、魔女が入ってきそうです。

魔女が入らないように、蹴り落とし鍵をかけることができました。

ただし、魔女の手だけそこに入ってきてしまいました。

コララインは急いで、元の世界に行く道を辿り、魔女の手に追われながらも

何とか、元の世界に戻り、小さい扉の鍵を閉めました。

3人の幽霊の目と両親の入ったスノーボールを持ち帰ったおかげで、両親も元に戻り、3人の幽霊も成仏することができました。

両親は、スノーボールから解放されてからコララインに優しくなりました。

コララインは、もう二度とあんなことが起こらないように

夜中に小さな扉の鍵を外の井戸にしずめに行きます。

しかし、鍵を閉めた小さな扉から魔女の手が力ずくで出てきて、鍵をしずめようとするコララインを阻止しようとします。

しかし、ワイビーが助けてくれて、魔女の手は粉々になり、鍵と一緒に井戸にしずめました。

それから、コララインは両親やアパートの住人達と仲良くガーデンパーティーをして楽しく過ごします。

アニメ映画「コララインとボタンの魔女」を観た感想

ワイビーという名前

この映画には大家の孫の少年・ワイビーがコララインと関わっていくのですが

ワイビーの本名はワイボーンです。

しかし、ワイビーと呼んでくれっていうんですね。

劇中でコララインが言及していましたが、

ワイボーン=Why born?

Why are you born?(なぜ生まれたの?)の略です。

可愛そうですね・・・。

名前になぜ生まれたの?だって・・・。

理想の世界は全て魔女が作った作り物

扉の向こうには優しい両親、楽しいアパートの住人、綺麗な庭・・・。

など、コララインにとっては素敵な世界だったのですが、

それは全て魔女が作っているものだったんですね。

コララインの目と命を奪うための・・・。

現実に当てはめるとまずは無料でトライアル体験をして今後使っていくのであれば有料だよっていう感じですかね。

U-NEXTとかNetflixとかの・・・。

これらはお金ですが、

この映画では、それが目だからね!

代償が大きすぎる・・・!

まぁ、コララインはそれを断り有料会員にはならなかったですが・・・。

というか、ここでは有料会員になったら命が終わるけどね。

コララインって言いにくい?

劇中、何度かアパートの住人たちに「キャロライン」

って言われて、

「コラライン!」って怒りながら言うシーンがありました。

調べてみても、コララインという名前に関しては特に意味はないようで、

言い間違えられてムスッとするコララインのシーンを入れたかったのではないかと思います。

「コララインとボタンの魔女」のまとめ

「コララインとボタンの魔女」は扉の向こうの世界を見つけた少女と目を奪おうとする魔女を描いた

ダークファンタジー映画です。

ティム・バートンの作品ではないですが、それっぽさがある映画です。

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