【恋と欲望とは何なのかを教えてくれる映画!】 実写版「アラジン」をネタバレ! ラストまで解説! そして感想!

ディズニー

昨今、ディズニーはアニメの実写化を公開してますよね。

最近、TSUTAYAで「アラジン」を借りて観ました。

ウィル・スミスがジーニーをやることで話題になりましたね。

と、日本語吹き替えでアラジンを俳優の中村倫也さん、ジャファーを同じく俳優の北村一輝さんがやっております。

中村倫也さんがアラジンをするのは知っていたんですが、ジャファーを北村一輝さんがやるとは知らずに、吹替を観ました。

エンドロール出るまで気づかなかった(笑)

そこで、今回は実写版「アラジン」のあらすじや僕の注目するポイントなどを紹介していきます。

船乗りの昔話

ある船乗りが家族に

「ある魔法の話をしよう」と子どもたちに語ります。

アグラバーの町にある市場でアラジンという青年が相棒の猿・アブーと一緒に食料を盗んでいました。

男たちに追われながらも、アラジンはお腹を空かせている親子にも盗んだ食料をすこしあげる心優しい青年でした。

一方で、市場の違う場所で顔を隠しながら歩く女性がお腹を空かせた小さな子たちにパン屋のパンを取ってあげていました。

彼女は、ジャスミン王女です。

それをパン屋の主人が見て、お金を払ってもらわないとと言いました。

しかし、ジャスミンは「お金は持っていないわ。」と言い、パン屋は泥棒と騒ぎます。

すると、さっきの追っ手から振り切ることができたアラジンが騒ぎを聞き、「どうしたんだ?」と聞きます。

パン屋は「お金を持っていないなら、その腕に着けているブレスレットをよこせ」と言います。

ジャスミンは「家宝だからあげられない」と言いますが、アラジンは「分かった。ブレスレットが欲しいんだな。」とパン屋に言います。

「僕を信じて。」アラジンはジャスミンにそう言いながら、ブレスレットをあげるふりをして、ジャスミンと逃げます。

上手く振り切り、アラジンはジャスミンを自分の住処に誘います。

そして、自分たちの夢を語り合い、意気投合。

アラジンは、ジャスミンのブレスレットを見て、「君は王族側の人間だ。たぶん、王女の侍女だ。違う?」と聞きます。

ジャスミンは、正体がバレてしまうのではないかと思い、焦りましたが、咄嗟に「え、ええ。そう。」と嘘をつきます。

そして、帰ろうとすると、ブレスレットが無くなっていました。

ジャスミンはアラジンを攻めましたが、「盗んでない。」というアラジン。

ジャスミンは帰ってしまいますが、ブレスレットは相棒のアブーが盗んでいました。

アラジンはアブーをたしなめ、ジャスミンの住む城へブレスレットを返しに行きます。

城で会うジャスミンとアラジン

一方、ジャスミンは城へ帰ると、他国の王子と会っていました。

ジャスミンは、国王の跡を継いで国民の暮らしを良くしていきたいと思っていましたが、女性だからということで跡を継げず、嫌々、婿候補となる他国の王子たちと会っていたのでした。

ジャスミンは自分の部屋に戻った後、何か気配に気づくと、そこには城の護衛に気づかれず侵入したアラジンがいました。

アラジンはブレスレットを返し、また来ると約束し城を去りますが、運悪く国王に仕えている魔術師・ジャファーに気づかれてしまい魔法の洞窟へ連れてかれました。

洞窟でランプを見つけるアラジン

ジャファーはアラジンにお前が恋した女性は王女であること、王女は王子としか結婚できないことを伝え、アラジンは落ち込みます。

しかし、お金持ちにする手助けならできると言い、魔法の洞窟にある魔法のランプを取ってくるようアラジンに依頼します。

洞窟内にある他の金銀を取らず、ランプだけを取ってくることを条件に、アラジンは魔法の洞窟に入ります。

洞窟の中で、大きい石の下敷きになっている空飛ぶ魔法の絨毯を見つけます。

アラジンは、石をどけ絨毯を救い、絨毯は感謝します。

おして、魔法のランプも見つけました。しかし、アブーが洞窟内の触ってはいけない宝石を触ってしまい、洞窟の入り口が閉じられてしまいました。

何とか抜け出そうとしてアブーがランプを擦ると、ランプの魔人・ジーニーが出てきました。

ジーニー登場

ジーニーは、アラジンに願い事は3つまで、願い事を増やしたり、人を殺したりすることはできないと説明します。

そして、この洞窟から脱出したいとアラジンは願います。

ジーニーのお陰で脱出して、1つ目の願いを叶えたと言うジーニーでしたが、

ランプを擦ったのはアブーだからという理由で、アラジンにはまだ3つ残ったままです。

そして、王子にしてほしいと、アラジンはジーニーにお願いします。

アリ王子として、アグラバーの城へやってくるアラジン。ジーニーも横で付き人として一緒に来ます。

国王とジャスミンに挨拶をするのですが、王子の振る舞いなど分からないので、モジモジしてぎこちないのです。

上手くいかなかったのですが、国王には気に入られて、

「今夜、パーティーがあるから来ないか」と誘われます。

パーティーへ行くことになりましたが、そこでもどう振舞ったらいいか分からず困るアラジン

ジャスミンとダンスする機会があったのですが、そこでジーニーが魔法でアラジンをダンサーのようにキレキレに踊らせます。

そこに参加していた皆は、それを見て賞賛していましたが、ジャスミンには響かず。

「私は自由じゃない。王国に縛られている」とジャスミンの言葉にアラジンは、良いことを思いつきます。

それは、空飛ぶ絨毯に乗って、ジャスミンの知らない外の世界を見せてあげようというもの。ジャスミンはついに惹かれ、この作戦は大成功です。

その頃、ジーニーは城の侍女のダリアといい雰囲気になっていました。

その後、どんなふうにアプローチしていくか考えるアラジンとジーニーでしたが、アラジンは王子ではないことを隠していようとしていましたが、ジーニーは「自分を出して本当の自分を好きになってもらう方がいい」と言いますが、

「王子でないと結婚できないし、無理だよ。」と反対するアラジン。その時は、少しぎくしゃくしてしまいます。

一方で、ジャファーがアリ王子がアラジンであると見抜いていました。

以下はネタバレになりますので、閲覧にはご注意ください!

ジャファーが仕掛ける

王国を支配したいが、ジャスミンとアラジンが結婚すると支配できなくなると考えたジャファーは、アラジンを殺そうとします。

あるとき、ジャファーはアラジンに「ランプを持っているか?」と聞きました。

「何のこと?」とアラジンはしらばっくれますが、それを聞いたジャファーはアラジンを椅子に縛り、海に落とすのです。

絨毯がアブーとランプを連れて、海に近づきます。アブーがランプを海に投げます。

ランプは沈んでいるアラジンの近くに落ちます。運よくアラジンの手がランプを擦り、ジーニーが登場。

溺れていて願い事を言える状況ではなく、ジーニーは書類にアラジンの名前を書かせて、救うことを2つ目の願いとして叶えます。

一方で、ジャファーは国王に催眠をかけ、他国を攻め戦争するように言います。

そこへ、先ほど救われたアラジンが来て、催眠が解けた国王にジャファーがこの国を乗っ取ろうとしていることを言います。

それを知った国王はジャファーを牢屋へぶち込みます。

しかし、ジャファーは相棒のオウム・イアーゴに鍵を持ってこさせ、牢屋から抜け出し、アラジンからランプをこっそり奪います。

ジャファーは奪ったランプを擦り、ジーニーに国王にするように言います。断れずジーニーは叶えます。

ランプを盗られたことに気づいたアラジンは、城に戻ります。

城では、ジャファーが国王として、王とジャスミン、アラジン、侍女のダリアは追い詰められます。ジャファーの命令で兵士たちが襲おうとします。

ジャスミンは兵士長に「あなたは私を幼いころから面倒を見てくれた。それでも、ジャファーに命令されたからといって私を捕らえるの? 自分で考えていいのよ。」

といい、それを聞いた兵士長は兵士たちに襲うのをやめるよう言います。兵士長は魔法が解けたのです。

ジャファーはさらに、魔法使いにするよう、ジーニーにお願いします。

そして、魔法使いになったジャファーはアラジンを極寒の地に送り込みます。

突然、送り込まれ、命の危険が迫るアラジンでしたが、ジーニーがジャファーに隠れてこっそりと絨毯を同じところに送り、絨毯が助け、城に戻してくれました。

城に戻ったアラジンはジャファーに

「お前は一番になりたいかもしれないが、ジーニーにおかげで力をつけているのだから、ジーニーには勝てない。だから、お前は絶対に一番にはなれない。」

と挑発します。

腹を立てたジャファーは宇宙一の魔法使いにするよう願います。

ジーニーは少し笑みを浮かべながら、叶えさせます。

しかし、それはランプの魔人になるということ。

「ランプの魔人になったら、ご主人が必要だ。でも、誰もいないならば、魔人はランプに戻らなきゃいけない。」とジーニーは言います。

ジャファーはランプに封じ込められます。イアーゴを道連れにして、ランプに吸い込まれました。

そして、魔法が解け元に戻りました。

ラスト

ジーニーはジャファーが封じ込められたランプを魔法の洞窟へと投げました。

アラジンはジャスミンに王子ではないことを打ち明けます。

そして、ジーニーに最後の願いをお願いします。

ジーニーはジャスミンに告白するための願いをするのかと思っていましたが、

アラジンはジーニーを自由にさせることを願いました。

「え、本当にいいのかい?」ジーニーは戸惑いましたが、願いを叶え、人間になりました。

アラジンは、城から立ち去ろうとするのですが、先ほどの会話を見ていた国王は、ジャスミンに

「お前を女王に任命する。女王になれば結婚相手を変えられることができる」と言います。

「いいの?」とジャスミンは言うと、

「あいつはいい男ではないか。」と国王は言います。

こうして、アラジンはジャスミンと結婚し、人間になったジーニーはいい雰囲気になっていたダリアと結ばれました。

実写版「アラジン」を観た感想

欲深いと自滅する

ジャファーは最後、自分を宇宙一の魔法使いにしろとジーニーに願ったことでランプの魔人になり封じ込められました。

一番になりたいといって、それが何なのかを考えず欲を満たそうとしたことで自滅しました。

これは、人生の教訓になりそうですね。

ジャファーは欲の海に溺れてしまったと言えます。

冒頭の船乗り

ところで、冒頭で昔話を子どもたちに教えていた船乗りの男性……。

あの男性は、最後にアラジンに自由の身にさせてもらい、人間となったジーニーだったのです。

彼は、パーティーでダリアといい雰囲気になり、そのまま彼も結ばれ子どもができたようです。

そして、船で世界を回っているということだったんですね!

素敵な音楽と綺麗な映像

アラジンは何といっても「ホール・ニュー・ワールド」ですね。

アラジンがジャスミンに外の世界を見せてあげようと空飛ぶ絨毯に乗って歌う歌ですね。

その名曲に、知らない外の景色がとても綺麗で、アニメ版のアラジンの景色を忠実に表現しつつも、美しい世界が描かれています。特に、星空が美しすぎる!

こんな景色見せられたら、世の女性、みんな好きになっちゃうよ!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました